将棋盤碁盤駒碁石等販売の大阪の将棋囲碁専門店将碁屋

　折碁盤は手軽なご自宅用・携帯用に、足付碁盤はより本格的な雰囲気と対局感を楽しむ為に、机の上での囲碁対局で打ち味や対局感をより楽しむのに卓上碁盤は中心的な碁盤と言えます。材質の違いや造りの違いによって、囲碁対局時の打ち味や対局感にも特徴があり、囲碁対局を楽しむ中に木を感じる楽しみもご堪能頂けるかと思います。

■スライド碁盤：スライド碁盤は1寸の厚みで、囲碁盤をスライドさせて2つに分離できるタイプです。場所をあまり取らず碁盤の収納保管に便利です。

●卓上碁盤の材質
　卓上碁盤の材質には、新桂材(南洋アガチス材)・ヒバ材（北米産）・新かや材（北米スプルース産）・桧材（国産）・本榧材（国産・中国産）などがあります。

・新桂碁盤(南洋アガチス材)
　新桂碁盤は、淡い明るめの茶褐色系で打ち味がやや硬めです。囲碁盤材の中では手頃な価格で比較的変形が少なく木肌の耐久性が強いので、ビシビシと碁石を置く子供様や同好会・クラブに強度的に向いています。

・新かや碁盤(北米スプルース材)
　新かや碁盤は、白黄褐色系の色合いで打ち味がややソフトな感じです。木材の耐久性は他の木材の碁盤に少し劣りますが見やすい色合いがうりの普及品の碁盤です。

・ヒバ碁盤(米ヒバ材)
　ヒバ碁盤は、明るめの白黄褐色系の色合いで打ち味は程よい打ち味です。緻密な木目で優雅な木感がウリの碁盤です。

・桧碁盤（国産）
　桧（ひのき）は耐水性や耐朽性等が強く、古くから建築・風呂・彫刻・家具・神社仏閣にも良材として使われてきました。桧は心持ち光沢があり木目も程よく引き締まっており、ほんのりと独特の芳香があります。

・本榧碁盤(国産・中国産)
　本榧（かや）碁盤は碁盤の最高峰です。白黄褐色系から赤褐色系の色合いまで幅があり木目が良く引き締まっています。本榧碁盤は樹脂分が多く永年のご愛用で木目と色合いに深みが増しより一層の高級感を増します。打ち味は硬すぎず柔らかすぎず弾力性のある最高級の打ち味をお楽しみ頂けます。

●卓上碁盤の厚み
　卓上碁盤の厚みを「1寸・2寸」「10号・20号」と表記していますが、 1寸＝約3cm＝10号、2寸＝約6cm＝20号、という意味合いです。手軽な感じでは1寸厚の卓上碁盤は人気がありますが、しっかりした良い打ち味と良い対局感を末永く楽しめる2寸(20号)厚の卓上碁盤をのほうが永年の囲碁愛好家に人気があります。

※卓上碁盤の造り※
　卓上碁盤の主流の造りは「ハギ造り(略してハギと記載しています)」です。ハギ造りとは、無垢の木材の一枚板造りではなく、碁盤の奥行きの長さがある角材を横に合わせて一体式にしているという意味合いです。ハギ造りにすることによって直系の小さな木材でも碁盤を造ることができるという利点だけではなく、碁盤自体の変形を少なくするという効果もあります。

多くの囲碁愛好家の方が普段の囲碁対局用によく使われる卓上碁盤セット。しっかりした打ち味を楽しめるテーブル用の木製卓上碁盤セットでの囲碁対局を末永くご堪能ください。